相談女
その先輩をNとしよう
Nは二人の子供を持つ既婚者だった。
自分は離婚寸前で、それを夫に相談していたらしい。
所謂、「相談女」だ。
北の大地と関東、メール、LINE、電話だけの付き合い。
だけど私が発見したLINEの内容はもうすでに深い仲になっている内容。
妻と別れて一緒になる
Nを裏切らない、大好きだもん。
こんな言葉がわんさか出てきた。
Nも、
夫君だけを信じてる。一緒になれるなら、お金は大事だけど二人で頑張ろう。
お互いの伴侶のことについては、はっきり言わないとわからない空気の読めない人なのよ。
と、わかるわけがない、不倫してるなんて誰が思うか。
私はNにたいしてこう思った、
次の金づるを用意してから離婚したかったんだな。
と、
二人の子供を一人で育てるのはやはり大変だろう。
だからこそ安定した夫に声をかけたんだ❕
卑怯な女だ‼
眠れず朝を迎えリビングで一人呆然としていると、早朝夫が起きてきた、とても焦って階段を降りてきた。
携帯がないことに気づいたから。
そこで、私は
「女がいたんだね。話が違うよね?
夫君の気持ちを考えて離婚を承諾したけど、女がいるなら離婚はしません、Nと別れてください」
その場でLINEで別れさせた
連絡先を全部消すように頼んだ、LINEしか知らないと言い張る夫…。
そんなはずがない。結婚まで約束しておいて電話番号を知らないはずがない、
それでも夫はそれしか知らないとしらを切る。
私は信じたふりをして泳がせた。
本当にこれで終わりにしてくれたら…内心は信じたかった。
でも、終わってなかった。
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